なぜ、Windows10ノートパソコンで動画配信を利用する場合にNetflix(ネットフリックス)のスタンダードプランがよいのでしょうか。
理由1:15インチ程度のノートパソコンの画面の大きさであれば、スタンダードプランの画質である「Super HD(フルHD)」で満足できると考えられるからです。
15インチ程度のノートパソコンでは、フルHD解像度で十分にきれいに見えると思います。例えば、32インチ以下のテレビのほとんどが「1366×768」の解像度なのは、画面が小さい場合には高解像度でなくてもきれいに見えるからです。
理由2:Netflixは、Windows10のノートパソコンでもDolby Digital Plus 5.1ch音声で視聴することができます。Netflixの多くの映画や海外ドラマ、オリジナルドラマはドルビー5.1ch(一部Dolby Atmos)に対応していて、Windows10のノートパソコンとヘッドホンがあれば、Windows Sonic for Headphonesあるいは、Dolby Atmos for Headphonesを利用することによって5.1ch音声を楽しむことができます。
HDMIの外部出力でも、5.1ch音声やDolby Atmosの音声を出力できます。
アマゾン・プライムビデオやHulu、U-NEXTなどは、パソコンでの視聴では5.1ch音声非対応です。主要な動画動画配信サービスで、パソコンでの視聴で5.1ch音声に対応しているのは、Netflixしかないのが現状です。Netflixのスタンダードプランであれば、多くの映画やドラマを「Super HD(フルHD)画質、5.1ch音声」で楽しむことができます。
Netflixのプレミアムプランであれば、4K HDR画質やDolby Atmos音声も利用できますが、普通のWindows10のノートパソコンで再生する場合は画質はフルHDですし、Dolby Atmos音声対応作品も多くありません。「4K HDR、Dolby Atmos音声」対応作品もスタンダードプランで「フルHD、5.1ch音声」で楽しむことができます。
もちろん、他の動画配信サービスには、Netflixでは見られない映画やドラマのタイトルもあるので、見たいタイトルのある動画配信サービスを選ぶことになると思いますが、5.1ch音声で視聴できるというのはNetflixの大きな魅力になっていると思います。
◆iOS 13がDolby Atmos対応で、iPhoneやiPadが動画配信に最適なモバイル端末になるかどうかが注目されます
「iOS 13」対応端末の一部の機種では、HDRやドルビー・アトモス対応ということになります。
新サービス「Apple TV+」で、iPhoneやiPad向けにDolby AtmosやDolby Digital Plus 5.1chの音声のコンテンツを配信するようになれば、対応するiPhoneやiPadは、有力なコンテンツ消費用端末として利用できます。
iPhone11とMovie Maskのようなヘッドマウント装置を組み合わせると、HDR、サラウンドサウンドの快適なプライベートシアターの完成となります。
端末の機能としてDolby AtmosやDolby Digital Plusに対応していても、その機器向けにはDolby AtmosやDolby Digital Plusのコンテンツが配信されていない、という残念な現状が、「Apple TV+」の登場で変わるのかどうか、注目されます。
【以前、「楽天ブログ」に投稿した内容を再構成しています】
0 件のコメント:
コメントを投稿