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2019年10月30日水曜日

◆「PlayStation Vue」は2020年1月末に終了:ソニーは、米国で展開していたテレビ放送のネットストリーミングサービス事業をやめるそうです

「Engadget」などによると、ソニーは米国で展開していたテレビ放送のネットストリーミングサービスの「PlayStation Vue」を2020年1月末で終了するそうです。
​​
Sony will shut down PlayStation Vue in January 2020​
CATVを解約して、CATVと同じようなサービス内容のネットストリーミングサービスに乗り換えるよりは、「動画配信サービス」と「 live-over-the air の無料地上波放送」の組み合わせにした方が合理的である、と考える人が多いのかもしれません。
 
 米国のアマゾンでは、「Fire TV Edition」というテレビが販売されていますが、ストリーミングサービスと地上波放送の両方を利用できるテレビです。

 まさに、CATV解約者(コードカッター)向けのテレビのようです。「Fire TV Edition」のテレビは、「PlayStation Vue」対応だったりします。画面右下に「PlayStation Vue」のアイコンが見られます。

 ネットフリックスやプライム・ビデオなどの動画配信サービスのアイコンと並んでいて、それらのサービスと「PlayStation Vue」が競合するものでもあることがうかがえます。




 「PlayStation Vue」の利用者数は、伸びなかったようですし、放送局への支払額も負担になっていたようです。

 クラウドDVRサービス(クラウドストレージに録画できるサービス)とかは、便利そうだと思ったのですが、動画配信サービス全盛時代では、「自分で録画して視聴する」ということが、もしかすると、あまり時代に合っていないのかもしれません。

 ソニーのnasneの後継として、「PlayStation Vue」のようなサービスがあるかもしれない、と考えていましたが、「PlayStation Vue」が終了するということなので、その方向性はなくなりました。

 nasneの後継として、ソニーには、テレビ放送関連で、何か「ワクワクするような」製品やサービスの提供を期待したいと思います。クラウドDVRサービスと連携したレコーダーなどが出てくれば面白そうなのですが。

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2019年10月24日木曜日

◆「nature」のサイトの記事を読む方法:「calibreアプリ」は、記事を電子書籍形式でダウンロードできるので便利です

 グーグルチームによる「量子コンピュータでの計算の成果」の話題がニュースになっています。

「nature」に下記の記事があるようです。
 ​
Hello quantum world! Google publishes landmark quantum supremacy claim
​ 

 「calibre」というアプリを使うと、「nature」のサイトの記事を電子書籍の形でダウンロードすることができます。

 「calibre」は、新聞、雑誌のサイトの記事をダウンロードして、電子書籍形式にすることができるので、閲覧、保存に便利です。

 ダウンロードした記事は、kindleやタブレットに保存して読むことができます。

 「calibre」には、新聞や雑誌のサイトごとにスクレイピングできるようになっているので、目的のサイトのスクレイピングスケジュールを設定するだけで、サイトの記事を電子書籍化することができます。

 有料購読会員であれば、スクレイピングスケジュールの設定で、ID、パスワードを登録することができるので、有料購読しているサイトの記事も電子書籍化してダウンロードできます。

◆手軽に「イマーシブサウンド」が楽しめる?:「Amazon Echo Studio」スピーカーは、「360 Reality Audio」「Dolby Atmos」対応

 19年12月発売予定の「Amazon Echo Studio」スピーカーは、5つのスピーカーユニットを備えていて、ソニーの「360 Reality Audio」の楽曲も再生できるようです。

 音楽再生だけでなく、「Amazon Echo Studio」はドラマや映画の視聴でも役立つようです。アマゾンの商品紹介ページには下記のような記述があります。

Echo StudioをFire TV Cube(第2世代)、Fire TV Stick 4K、またはFire TV(第3世代)にペアリングすると、没入感のあるエンターテイメントが楽しめます。

 アマゾンのニュースルームのページにも、下記のような記述があります。「・・・今後可能となる予定です」とあります。

またEcho Studioを、一部のFire TVシリーズとペアリングすることにより、Dolby Atmos、Dolby Audio 5.1などに対応した映像をお楽しみいただきながら、3Dオーディオを体験いただくことも今後可能となる予定です。



 しかし、これらの記述が具体的に何を意味しているのか、詳細は不明です。Echo Studioを2台使って、「Fire TV Stick」との組み合わせでシアターサウンドを楽しめるようですが。
 
 「Fire TV Stick 4K」などで視聴する映画やドラマの5.1ch音声、Dolby Atmos音声をEcho Studioで、「5.1ch音声」や「Dolby Atmos音声」として再生できるのかどうかは定かではありません。

 もしかすると、2chステレオ音声を立体的な聴こえ方で再生する、ということなのかもしれません。

 Echo Studioには、HDMI入力はないので、映画やドラマの視聴用としては、Fire TV機器との組み合わせが必要だと思われます。

 もし、「Amazon Echo Studio」が、Fire TV機器との組み合わせで、Dolby Atmos対応のサウンドバーのように利用できるのであれば、かなり魅力的な製品だと思います。

 コンパクトサイズなので、デスクトップシアターや寝室シアターなどの用途にとてもよさそうです。

 スマートスピーカー兼音楽配信用スピーカー兼シアター用スピーカーという利用ができれば、コスパが高いと言えそうです。

 4KのHDR対応液晶モニターとFire TV機器、Echo Studioを組み合わせれば、比較的、低コストで、コンパクトな、すぐれたデスクトップシアターシステムになると思います。



2019年10月20日日曜日

◆やっぱり、Windowsパソコンで、Netflixを観る時に、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにする理由:「Amaze」トレーラーの録音データの分析から(その2)

音声データの「スペクトログラム図」ではっきりとわかる、音声の違い


 下の図は、Dolby Atmosのデモトレーラー「Amaze」を録音した音声データのスペクトログラムです。録音に利用したAudacityでのスペクトログラム図です。

  それぞれ、上の段が左チャンネル、下の段が右チャンネルです。

 図の横軸が時間(秒)、縦軸が周波数、色が音声レベルです。色は、音声レベルが高い場合は白色~赤色で、音声レベルが低い場合は青です。



 「◆Windowsパソコンで、Netflixを観る時に、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにする理由:「Amaze」トレーラーの録音データの分析から:Reasons to turn on Windows Sonic」の記事と合わせて見てほしいと思いますが、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにして録音した音声は、オフで録音した場合と比べて、スペクトログラム図で、赤い色の部分が多く、音声のレベルが高いことがわかります。オフで録音した場合は、青みがかった色合いになっています。
 
 トレーラーの11秒~24秒のあたりは、森の中のシーンですが、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにした録音では、虫の羽音などいろいろな音が聴こえますが、オフにして録音した場合では、虫の羽音などがはっきりとは聴こえません。

 24~39秒のあたりは、「雷鳴」がとどろくシーンですが、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにして録音した音声は、低い周波数のところが、白っぽく輝いていて、非常に音声レベルが高いことがわかります。

 立体音響をオフにした録音(図C)では、全般的に音声レベルが低いことを、スペクトログラム図で視覚的に確認することができます。
 

図A)Windows Sonic for Headphonesをオンにした場合


図B) Dolby Atmos for Headphonesをオンにした場合


図C) 立体音響設定がオフの場合(VLCのステレオモード再生)

 上の図のように、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesの立体音響の設定をオンにして録音した音声は、オフで録音した場合の音声とはまったく異なるものであることを視覚的にも確認できました。

 したがって、Netflixの5.1chやDolby Atmosの音声の映画やドラマをWindows10のパソコンで視聴する際には、やはり、「立体音響」の設定をオンにすることが正解である、という結論になります。「オフ」の場合とくらべて、かなり迫力のある音声を聴くことができます。ボリュームを抑えめにして楽しむようにする必要があります。

 Windows Sonic for HeadphonesとDolby Atmos for Headphonesの比較では、図Aと図Bの違いからすると、図Aの方が赤色が濃くなっているので、Windows Sonic for Headphonesの方が音声レベルが高めになっていることがわかります。

 

<↓Swayで図をまとめてみました:「スライド」のようなものです>

 右方向にスライドをスクロールできます。図のスライドのところで、図A,B,Cの比較がしやすくなっています。図A,B,Cを拡大表示にし、図を切り替えて、違いを確かめてみてください。












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2019年10月19日土曜日

◆Netflixの4半期決算報告で紹介されている作品は?:決算報告資料は、Netflixの話題作を探す一つの手段です

 Netflixのドラマなどの作品数は多いので、当たりの作品を見つけるのは結構大変です。

 Netflixの4半期決算の発表資料に取り上げられている作品から、最近の「Netflixイチオシ作品」「よく視聴された作品」の情報を知ることができるのではないかと思います。

 決算の発表資料で紹介されている作品には「ハズレ」が少なそうです。

 以下、資料で言及されている作品です。観ていない作品がほとんどなので、今後いくつか観てみたいと思います。



<2019年Q3の報告書で紹介されている作品>

Q3の発表資料で、取り上げられている作品の筆頭は、「Stranger Things Season 3 」です。

 「Stranger Things Season3」は、ほとんどイッキ観しましたが、とても面白かったです。

 Q3では米国以外が堅調だったことから、世界各地の市場対策として、ローカル作品を強化していることに言及しているようです。Netflixの今後の成長ドライバーは「海外市場」のようです。

「Stranger Things」:とても面白かったです。B級SF的な安定感があります。早くシーズン4を観たいです。

「Unbelievable」:見始めて4話イッキ観しました。「ヒューマンタッチの刑事もの」ですが、結構、面白いです。残り4話です。と言っているうちに、残りの4話もイッキ観してしまいました。

 Season 3 of「La Casa de Papel」:邦題は「ペーパー・ハウス」。まだ、シーズン2を観ていますが、スペイン語で観るべきです。

「Sintonia」

「The Naked Director」(「全裸監督」):第1話を観終えて、しばらく経ちます。少しずつ観ていきたいと思います。

second season of「Sacred Games」


<2019年Q2の報告書で紹介されている作品>

「Murder Mystery」:以前、アプリのトップに出ていた時に観ました。軽妙なタッチの映画で、まあまあ面白かったです。IMDbなどでの評価は高くないようです。映画館で観る映画ではなく、「2時間ドラマ」だと思えば、納得できると思います。

「Dead to Me」

「When They See Us」

「Our Planet」

「The Perfect Date」

「Always Be My Maybe」

Season 2 of 「The Rain」

「Quicksand」

「Historia de un Crimen」


<2019年Q1の報告書で紹介されている作品>


「The Umbrella Academy」
:超能力もの、SFものです。最初は、謎だらけですが、少しずつ話が見えてきます。面白いと思います。何か違和感を感じたのは、みんな有線の電話しか使っていないし、ノートパソコンなども出てこない点です。登場人物は1989年生まれで、舞台は21世紀のようなのに、スマホやパソコンを見かけないのは謎です。別のパラレルワールドといった設定でしょうか。シーズン2があれば、その謎が解けるのかもしれません。携帯電話があれば、死ななくて済んだ人もいたと思うので、シーズン2では携帯電話のある世界が「作られる」といったことがあるのかもしれません。

「Triple Frontier」

「The Highwaymen」

「The Greatest Party That Never Happened」

「Nailed It!」

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<2018年Q4の報告書で紹介されている作品>

「Bird Box」

「Dumplin' 」

「The Christmas Chronicles」

「ROMA」

「Private Life」

「The Ballad of Buster Scruggs」

「Elite」

「Bodyguard」

「Baby」

「The Protector」

「The Haunting of Hill House」

「Chilling Adventures of Sabrina」

「The Kominsky Method」

「Big Mouth」

「Narcos:Mexico」

「You」

「Sex Education」

「Tidying Up with Marie Kondo」

「The Umbrella Academy」

「Triple Frontier」

「The Irishman」

「6 Underground 」

「The Politician」

「The Crown」

「13 Reasons Why」

「La Casa de Papel」:邦題は「ペーパー・ハウス」です。「人質立てこもり強盗もの」「一種の金庫破りもの」です。「警察VS.強盗団」「いかに逃亡するか」という、ある意味で単純な構図なのですが、ヒューマンドラマの要素が丹念に織り込まれ、警察と強盗団のシーソーゲームがスリル満点な感じです。「我々のしていることは、流動性の供給だ」といった理屈っぽいところなども、ドラマに厚みを加えています。ヒューマンドラマ的な場面がちょっと多いような気もしますが、トータルではとても楽しめる作品だと思います。
 スペイン語の5.1ch音声で観るべきです。スペイン語はわかりませんが、スペイン語の響きが魅力的です。語源が共通の単語は、英語から類推できたりします。例えば、「機械(マシン)」は「マキナ」だったりします。欧州人が何か国語もできるというのは、結局、各言語が「方言」のようなものであるからであることがよくわかります。

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◆「Dolby Atmos」対応のスマホを活用したパーソナルシアターの楽しみ方:現状は、Android端末とアマゾン・プライム・ビデオの組み合わせがよさそうです

 モバイル端末の「Dolby Atmos」を活用した「パーソナルシアター」というものについて考えてみたいと思います。

 まあ、「パーソナルシアター」というほど大げさなものではないですが、単にスマホで映画やドラマを観る場合に、「画面サイズが小さい」という問題があります。

 「画面サイズの大きさ」の問題を緩和・解決してくれるようなガジェットが2Dのスマホゴーグルです。

 2Dのスマホゴーグルには、「Movie Mask」「MOGO」「VISOR-X」「スマホシアターゴーグル」などの製品があるようです。

 「Movie Mask」と「MOGO」はレンズ式、「VISOR-X」と「スマホシアターゴーグル」は鏡式です。

 2Dのスマホゴーグルを利用すると、自宅だけでなく、乗り物での長時間の移動中などに映画やドラマを楽しめそうです。スマホとスマホゴーグルで、「モバイルパーソナルシアター」の出来上がりです。


<Dolby Atmos対応のスマホの利用で、より充実したパーソナルシアターに>
 最近のAndroidのスマホには、「Dolby Atmos対応」の端末が増えてきています。iPhone 11も「Dolby Atmos対応」です。

 あとは、モバイル端末向けに「Dolby Atmos」の音声を配信している動画配信サービスがあれば、「モバイルパーソナルシアター」がより充実したものになります。

 Netlixは、モバイル端末向けには「Dolby Atmos」の音声を配信していません。

 アマゾン・プライム・ビデオは、Androidのスマホ向けに「Dolby Atmos」や「5.1ch」の音声を配信しているので、アマゾン・プライム・ビデオとAndroidのスマホの組み合わせは「モバイルパーソナルシアター」向けによさそうです。


<アマゾン・プライム・ビデオの仕様>
Android端末
 ストリーミング時の画質 - Ultra HDまで
 音質 - 5.1サラウンド音響まで、Dolby Atmos
 字幕 - 可
 ライブストリーミング - 可(最新のPrime Videoアプリ)
 音声の説明 - 可
 ライブでの予告編 - 可(最新のPrime Videoアプリ)
 チャンネルでの予告編 - 可(最新のPrime Videoアプリ)
 サポートウェブサイト - https://support.google.com/android/

iOS端末(iPhone、iPad、iPod Touch)
 ストリーミング時の画質 - HDまで
 音質 - ステレオ
 字幕 - 可
 音声の説明 - 可
 ライブストリーミング - 可(最新のPrime Videoアプリ)
 ライブでの予告編 - 可(最新のPrime Videoアプリ)
 チャンネルでの予告編 - 可(最新のPrime Videoアプリ)
 サポートウェブサイト - https://support.apple.com/ja-jp

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2019年10月18日金曜日

◆Antutuベンチマークスコアから見たiOS端末の「コスパ感」:「iPad mini 5」「iPad Air 3」などの価格性能比は高いようです

 19年9月のAntutuベンチマークスコアから、iOS端末の「コスパ感」を見てみました。

 「端末価格をトータルスコアで割った指標」について図にしています。



 端末の価格は、19年10月中旬現在のAppleストアでの当該機種の下限の価格です。ということで、ストレージ容量は最低の機種の価格になります。Appleストアで販売していないもので、「価格コム」に価格表示があるものについては、「価格コム」の価格(下限価格)を利用しています。

 「端末価格をAntutuのトータルスコアで割った指標」は、「HDDの1TBあたりの単価」とか「テレビの画面サイズ1インチあたり単価」と同種のものです。
 
 図aの場合の指標(横軸)は、「端末の価格をAntutuのトータルスコアで割って、1万を掛けている」ので、「Antutuの1万スコア」あたりの単価ということになります。

 図の左側に位置している端末が、Antutuスコアの観点からの「コスパ」が高いということになります。

 図の縦軸はトータルスコアなので、上下の位置は、ハイエンドかローエンドかを示していることになります。

  図a)横軸:トータルスコア「1万」あたりの単価(円)、縦軸:トータルスコア
図a:トータルスコア「1万」あたりの単価とトータルスコア

 
 特に、コスパが高いのは、「iPad mini 5」「iPad Air 3」です。「1万スコア」の単価が1500円以下になっています。「iPad Air (3rd gen)」は、液晶が高品質でもあるので、コスパは本当にいいのではないかと思います。新型の「iPad Air」が同じ価格で出れば「即買いたい」と感じるかもしれません。

 「iPad Pro 3」や「iPad 6」、「iPhone 11」などのコスパも高くなっています。 「iPad 6」はローエンドではありますが、コスパは高いと言えます。

 端末価格自体は安い「iPhone 8」や「iPhone 7」ですが、トータルスコアの単価の観点からすると「iPhone 11」の方が割安感があるということになります。

 Antutuスコアのデータには、「iPod touch 7」が含まれていませんが、チップはiPhone 7と同じ「A10 Fusion」ということで、「iPhone 7」と同じくらいの性能のはずなので、「iPod touch 7」のコスパはかなり高いレベルだと思います。

 「iPhone 11」は、増産されるようですが、確かに、売れ筋になり得るような価格性能比であることがわかります。

<参考図表>

【以下のグラフの数字が誤りでしたので、グラフを差し替えました。お詫びして訂正します。】

 Power BIの数字の属性が、「合計」になっていたので数字が間違っていました。機種の順位は変更ありません。

Antutu トータルスコア



Antutu  CPU、UX、3Dのスコア


横軸:CPU、縦軸:UX



横軸:CPU、縦軸:3D



横軸:CPU、縦軸:トータルスコア

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2019年10月17日木曜日

◆Netflix (NFLX)の第3四半期決算発表で、株価上昇:1株利益が予想を上回る:有料会員数の増加数も前年同期を上回る:7月リリースの「ストレンジャー・シングス シーズン3」の効果?

Netflix (NFLX)の第3四半期決算の発表で、1株利益が市場予想を上回っていたのが好感されたのか、時間外取引で株価は約10%上昇しています。
(「CNBC:​https://www.cnbc.com/2019/10/16/netflix-q3-2019-earnings.html​」から)
 
 7月に発表された第2四半期決算では、有料会員数の増加が予測を大きく下回っていたことが嫌気されたのか、発表直後にネットフリックスの株価は下落していました。Q3の発表では、業績の下振れ懸念が払しょくされて、株価が上昇しているようです。

Q3:1株利益が予想を上回る>
 19年Q3(7~9月)は、1株利益が$1.47(市場予想$1.04)、売上高は$5.24 billion(市場予想$5.25 billion) です。売上高の伸びは前年同期比で31.1%増と好調のようです。




Q3:有料会員数は順調に増加>
 有料会員数は、全世界で15,833万(前年同期比21.4%増)で、Q2からの増加数は677万です。増加数は「Q2での増加数270万」から大きく改善しています。

 ただし、Q2からの増加数677万は、会社予想の700万を少し下回っています。米国での増加数が517,000(市場予想802,000、会社予想80万)と低調だったのがその原因です。

 米国以外の増加数は、626万(市場予想605万、会社予想620万)で、市場予想と会社予想の両方を上回りました。



話題の作品は?
 Q3の発表資料で、取り上げられている作品の筆頭は、「Stranger Things Season 3 」です。

 4半期決算の発表資料に取り上げられている作品から、最近の「Netflixイチオシ作品」「よく視聴された作品」の情報を知ることができるのではないかと思います。

 Q3では米国以外が堅調だったことから、世界各地の市場対策として、ローカル作品を強化していることに言及しているようです。

 以下、資料で言及されている作品です。観ていない作品ばかりなので、今後いくつか観てみたいと思います。

「Unbelievable」

 Season 3 of「La Casa de Papel」

「Sintonia」

「The Naked Director」(「全裸監督」)

second season of「Sacred Games」


 


2019年10月16日水曜日

◆SONYの「360 Reality Audio」とはどのようなものなのでしょうか?:「頭部伝達関数(HRTF)」を利用したバーチャルサラウンドの規格のようです

 ソニーがこの秋に「360 Reality Audio」というオーディオの規格をリリースするようです(​https://www.sony.com/electronics/360-reality-audio​)。

 最初は、1000曲からスタートするらしいです。

 「360 Reality Audio」は、ソニーの「立体音響」「イマーシブサウンド」の規格のようですが、とりあえずは、ゲームや映画用ではなく、「ミュージック」用のようです。

 上記のURLのページにあるデモ動画の音声をヘッドホンで聴くと、「脳内定位」とは違う感じで、音響空間が広がっている、という感じがしました。

 ソニーの特定のヘッドホンを利用する場合に、アプリで耳の形状の写真を送ると、音響のパーソナライズができるようです。

 ということは、「頭部伝達関数(HRTF)」を利用した音声処理をしていると考えられます。

 「PS5」で「360 Reality Audio」の技術が利用されるという説もありますが、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesのように、映画やドラマの視聴でも利用できるようになるといいのに、と思います。


◆17インチ画面のWindows10のラップトップパソコンは、手軽な「パーソナルシアター」として利用できます

 Windows10のラップトップパソコンがあれば、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにすることで、Netflixが配信する映画やドラマの5.1ch音声を、普通のヘッドホンやイヤホンで楽しむことができます。

 画面が17インチで、フルHD以上の解像度であれば、iPadやiPad Proなどのタブレットと比べて、より迫力のある映像を楽しむことができます。しかも、ヘッドホンやイヤホンを使えば、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesのイマーシブサウンドを利用できます。

 iPad Proの機種によっては、Netflixの映画やドラマを「HDR」画質で視聴できますが、音声については5.1ch再生ができません。

 Windows10のラップトップパソコンを利用したパーソナルシアターのメリットは、Netflixの5.1ch音声を利用できるということにあると思います。

  Windowsパソコンは、汎用性が高いので、映画やドラマの視聴以外でも活躍するのは間違いありません。

 富士通やLGなど、魅力ある17インチ画面のラップトップパソコンを販売するメーカーも増えているようです。

 ただし、高価格帯のラップトップパソコンは、パーソナルシアター用途にはオーバースペックだったりするので、手軽なパーソナルシアターのみの目的であれば、別の選択肢を検討した方がよさそうです。


【LG gram:17Z990-VA76J】
 LG gramは、画面解像度がWQXGA(2560×1600)と高く、電子雑誌などの閲覧も快適にできると思いますが、価格は高めです。

 1340gと軽量で、丈夫なので、外出時には常に持ち運び、フルに活用するような使い方に合っているのではないかと思います。


【LIFEBOOK NH90/D2】
  17.3インチ、フルHD画面です。なんと、ラップトップには珍しい、「HDMI入力端子」があるので、レコーダーやゲーム機の画面としても利用できます。


【SOLUTION-17FH055-i7-UHSS】
 17.3インチ、フルHD画面です。税込みで10万円前後と、上記の2機種と比べると低価格です。


【代替案:小型PCと 28~32インチの4Kモニター】
 画面とパソコン本体は別の方が、故障時の対応もしやすいので、省スペースの小型PCと液晶モニターの組み合わせというのもいいと思います。

 画面の選択肢が増え、17インチ画面よりもはるかに大きな画面のモニターを導入しても低予算に抑えることができます。

 10万円の予算で、モバイルでの利用をしないのであれば、5万円のモニターと5万円のパソコンというのがいいのかもしれません。Xbox One Sという選択肢もあります。
 
 LG gramやLIFEBOOKの価格であれば、ミドルクラス以上の大画面4Kテレビが買えるので、「動画配信のシアター」用途のみであれば、動画配信対応の4Kテレビでいいのかもしれません。
 
 

2019年10月2日水曜日

◆Windowsパソコンで、Netflixを観る時に、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにする理由:「Amaze」トレーラーの録音データの分析から:Reasons to turn on Windows Sonic

 Dolby Atmosは、オブジェクトベースの立体音響(Spatial Audio)の技術です。
 
 Windows10のパソコンで、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for  Headphonesをオンにすると、Dolby AtmosやDolby Digital Plusなどのサラウンドサウンドを普通のヘッドホンで楽しむことができるようになります。



 Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにすると、音響空間が広くなった感じがしたり、迫力ある重低音を聴くことができたりします。

◆Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにした場合の音響効果の視覚化


 音響の効果をことばで説明するのは難しく、そもそも音声の聴こえ方は個人差があり、抽象的で主観的な評価になってしまいます。

 そこで、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesの効果を具体的、客観的に示すために録音データの分析を行いました。

 Dolby Atmosのデモトレーラーの音声をWindows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにして録音したデータと、オフにして録音したデータの波形などの特徴を比べてみました。

dolby-atmos-trailer_amaze_1080.mp4

 Dolby Atmosのデモトレーラー「dolby-atmos-trailer_amaze_1080.mp4」の動画は、ドルビー社のサイトからダウンロードできます。

 「Amaze」は約1分の動画で、いろいろな森の音や雷鳴、雨音などの自然の音が入っています。

 米国のアマゾン・プライム・ビデオにもこのトレーラーがありました。現在は利用できなくなっていますが、ページは残っていました。ヘッドホンで聴くようにとのことです。

「The "Amaze" clip is a demonstration of the multidimensional audio experience in Dolby Atmos. Put your headphones on to experience it.」

 Dolby Atmosのオブジェクトベース形式の音源を再生できる動画再生アプリはほとんどないので、一般的な動画再生アプリで再生して、ヘッドホンで聴いた時に「Dolby Atmosらしく聴こえる」ように構成されているのだと思います。

 VLCメディアプレーヤーで「Amaze」を再生し、その音声をAudacityで録音しました。

 VLCメディアプレーヤーでは、「Amaze」のコーデック情報が「3F2M/LFE(3つのフロントスピーカー、2つのミドルスピーカー、サブウーファー)」という表示なので、「Amaze」の音声は、5.1chの音声として作成されているようです。

 下の録音データの波形図から、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for  Headphonesをオンにした場合の効果がわかると思います。

 図3a,bは、Windows Sonic for Headphones、Dolby Atmos for Headphonesをオフにして録音したものです。図1、図2と比べて、波形の振れ幅が明らかに小さくなっています。実際に聴いてみても、「オフ」の場合は明らかに迫力に欠ける音声です。

 特に、図2のDolby Atmos for Headphonesの場合は、「雷鳴」や「重低音」の部分の波形がWindows Sonic for Headphonesよりも大きくなっています。トレーラーに「POWERFUL BASS」という表示があるように、再生すると重低音が響いています。耳にダメージを与えないように音量を上げ過ぎないように注意する必要があります。

 なお、図3aと図3bの違いは、VLCメディアプレーヤーのスピーカーモードの設定で「オリジナルモード」に設定した場合(図3a)と「ステレオモード」に設定した場合(図3b)の違いです。「オリジナルモード」の場合は、5.1ch音声を2chステレオで再生していることになり、「ステレオモード」の場合は、5.1ch音声を2ch音声にしたものを2chステレオで再生していることになると思います。つまり、2chステレオで再生する場合は、VLCメディアプレーヤーを「ステレオモード」にした方がよいと思われます。
 実際に聴いてみると、雷鳴の部分などは「ステレオモード」設定での再生の方がよい感じです。

 とりあえず、パソコンで5.1ch音声を利用できるNetflixの映画やドラマは、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにして観るのがよいと思います。
 少なくとも、重低音の迫力は格段に増加します。そして、重低音については、波形の振れ幅からすると、Dolby Atmos for Headphonesの方がパワフルな音声のようです。


波形はWindows Sonic for Headphones
 

図1:Windows Sonic for Headphones


図2:Dolby Atmos for Headphones


図3a:Stereo(オリジナルモード再生)

図3b:Stereo(ステレオモード再生)


◆スペクトル解析結果で見るWindows Sonic for Headphones、Dolby Atmos for Headphonesの「効果」 


次に、「Amaze」トレーラーを5つのシーンに分けて、それぞれのシーンごとに録音ファイルのスペクトル解析の結果を比較しました。横軸が周波数、縦軸が音声のレベルです(下の5つの図)。いずれも、Leftチャンネルの録音データです。

 Windows Sonic for Headphones、Dolby Atmos for Headphonesをオンにして録音した場合は、オフの場合よりも音声レベルが全体的に高水準になっています。なお、「オフ」の場合の録音は、上の図3bの「ステレオモード」再生設定での録音です。

 Windows Sonic for Headphones、Dolby Atmos for Headphonesの「オン」と「オフ」を比べると、特に、雷鳴や雨音でかなり差が大きくなっています。

 実際に聴き比べてみても、森の中の音や雷鳴、雨音などはかなり違いのある音声になっています。特に、「雷鳴」は全く異なる音だと言えると思いますが、そのことがスペクトル解析の結果でも確認することができました。

 Netflixで5.1ch音声の映画やドラマを観る時には、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにしないと、とてももったいないと思います。

 Windows10のパソコンでは、「Netflixアプリ」を利用し、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにして視聴するのが正解でしょう。

 なお、Windows Sonic for Headphones、Dolby Atmos for Headphonesをオンにした場合のスペクトル解析の結果に凹凸が多いのは、頭部伝達関数(HRTF)を利用した音声処理をしているからだと考えられます。
 
 では、Windows Sonic for HeadphonesとDolby Atmos for Headphonesのどちらがいいのかは、よくわかりません。可聴音域(20Hz~20kHz)ではWindows Sonic for Headphonesの音声レベルの方が高くなっているようです。

 

 
オープニング


森の音、虫の羽音や鳥が羽ばたく音など


雷鳴の音、雨が降り始める


強くなる雨の音


エンディング

☆関連記事

◆やっぱり、Windowsパソコンで、Netflixを観る時に、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにする理由:「Amaze」トレーラーの録音データの分析から(その2)




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<付録:「Rコード」の例>