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2019年9月19日木曜日

◆NETFLIXのWindows10アプリで「Dolby Digital Plus」を出力:サウンドバーで楽しむネットフリックス

 NETFLIXのWindows10アプリで「Dolby Digital Plus」を出力。​​​​

​ 結論から言うと、​​Windows10のノートパソコンのHDMI出力を利用して、Netflix(ネットフリックス)のストアアプリを利用する場合、対応するスピーカーシステムがあれば、「Dolby Digital Plus」の音声を楽しむことができます。画面はノートパソコン、音声を外部スピーカーという形にしてもいいですし、もちろん、HDMI出力先のテレビと外部スピーカーで視聴することもできます。

 Windows10のノートパソコンのHDMI出力から、Netflix(ネットフリックス)のストアアプリの音声をヤマハのサウンドバーのYSP-2200に出力してみました。

 NetflixのWindows10ストアアプリでドラマ「ロスト・イン・スペース」を再生したところ、YSP-2200の表示窓には、「Dolby Digital+」​の表示が見られました。

 ​Windows10のノートパソコンには、Dolby Accessをインストールしてあるためか、パソコン画面の右下のスピーカーアイコンを右クリックして表示されるメニューには、5.1ch、7.1chのほかにDolby Atmosの表示もあります。​YSP-2200は7.1chまで対応していますが、古い機種なのでDolby Atmosには非対応です。

 ということで、Windows10のパソコンは、Dolby Accessによって、Dolby Atmos対応AVアンプやサウンドバーにNetflixのATMOS音声を出力することができるようです。

 Netflixを、動画配信サービス非対応のテレビとサウンドバーで楽しむというようなスタイルであれば、「Fire TV Stick」「Apple TV」などのストリーミング端末を利用するのが最もよさそうです。Fire TV Stickであれば、アマゾン・プライムビデオも5.1ch音声で楽しむことができます。

 Windows10とWindows Sonic for Headphones(Dolby Atmos for Headphones)の組み合わせがよいのは、テレビやサウンドバーなどの外部機器なしで、パソコンとヘッドホン(イヤホン)だけで、5.1ch音声を楽しめるところですが、長時間ヘッドホン(イヤホン)をしているのは疲れます。夜間はヘッドホン(イヤホン)、昼間はサウンドバーを利用するのもよいかもしれません。



◆ドルビー・アトモス対応のサウンドバー:ソニーの「HT-X8500」

 「HT-X8500」は、ソニーのサウンドバーの最新モデルで、2019年夏の「VGP」でも価格帯別での金賞をとっています。

「HT-X8500」:公式・製品情報ページ

 「HT-X8500」は、動画配信で用いられる「Dolby Digital plus/Atmos」とブルーレイで用いられる「Dolby TrueHD/Atmos」の両方のDolby Atmosに対応しています。

 仕様表で、「Dolby Digital plus/Atmos」「Dolby TrueHD/Atmos」を区別して対応状況を明記している点は好感が持てます。「Dolby Atmos対応」というだけでは、両方に対応しているのか、一方だけへの対応なのかどうかはっきりしないからです。

 パナソニックのサウンドバーの仕様表では「Dolby Atmos対応」という表記しかないので、ソニーの仕様表の方がユーザーに対して親切だと思います。

 Dolby Atmosの上方向からの音なども、天井からの音の反射を利用するのではなく、ソニー独自のアルゴリズム(「S-Force PRO」「Vertical Surround Engine」)で、立体的な音響空間を実現しているようです。音の反射を利用しないので、部屋の形や家具の配置などに左右されにくい、ということのようです。

 Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesは、ヘッドホンやイヤホンで、バーチャルの立体音響空間を作るものですが、ソニーの「S-Force PRO」「Vertical Surround Engine」は、2.1ch(あるいは3.1ch)のフロントスピーカーでバーチャルの立体音響空間を作ります。

 バーチャルの立体音響空間の原理ですが、人間が音像を定位する仕組み(音がどこから聞こえているかを感じる仕組み)を利用して、音響を加工しているようです。

 音響の加工処理に使われているのは、頭部伝達関数(HRTF:Head Related Transfer Function)だと思います。

 頭部伝達関数には、耳や頭の形、その他の理由による個人差があるので、「HT-X8500」の人工的な音響空間を立体的に感じるかどうかには、かなり個人差があるはずです。場合によっては、聴力などの個人差も影響すると思います。
 ショールームなどで体験できるようなので、購入前には体験したいものです。



サブウーファー内蔵で、コンパクに設置。



◆ドルビー・アトモス対応のサウンドバー:パナソニックの「SC-HTB01」

 パナソニックのサウンドバー「SC-HTB01」も金賞を受賞しています。
 
 金賞が2つあったわけです。

2019年夏 VGP
 「サウンドバータイプTV用オーディオ(3万円以上5万円未満)部門」
  金 賞:「パナソニック :SC-HTB01」「ソニー:HT-X8500」


​「SC-HTB01」:公式・製品情報ページ


 パナソニックのサウンドバー「SC-HTB01」は、「横幅43cm、高さ5.2cm」というコンパクトサイズなので、パソコン用スピーカーとして使うのにもよさそうだと思います。
 
 Netflixの映画やドラマを、Windows10の「Dolby Access」を利用して視聴すると、「Dolby Digital plus 5.1ch」や「Dolby Digital plus Atmos」の音声を楽しむことができると思います。
 
 立体音響を作り出す仕組みは、ソニーのサウンドバー「HT-X8500」と同じで、反射音を使っていないようです。頭部伝達関数(HRTF:Head Related Transfer Function)などを利用し、パナソニック独自のアルゴリズムで音響処理をしていると考えられます。

 バーチャルな音響空間であるのは、ソニーの「HT-X8500」の場合と同じなので、実際に立体的に感じるかどうかには、やはり個人差があると思います。

 「SC-HTB01」は、ハイレゾ対応なので、パソコンと組み合わせるデスクトップオーディオにも適しています。

 「ファイナルファンタジーXIV」推奨ということなので、パソコンでゲームをプレイする場合にも活躍しそうです。

 「Dolby Atmos対応の映画・ドラマ用スピーカー」兼「ハイレゾオーディオ用スピーカー」兼「ゲーム用スピーカー」といった多用途に使えるので、コスパはよさそうです。

 対応コーデックはSBCですが、Bluetoothスピーカーとしても利用できます。


コンパクトサイズなので、パソコン用スピーカーとしても活躍しそう。


 なお、「SC-HTB01」は「Dolby Atmos対応」ということですが、ソニーの「HT-X8500」の仕様表のように、「Dolby Digital plus/Atmos」「Dolby TrueHD/Atmos」を区別していないので、ちょっと不安になります。

 ブルーレイで使われる「Dolby TrueHD/Atmos」に対応しているのは間違いないと思いますが、仕様表にはできるだけ詳しい情報を出してほしいと思います。

【以前、「楽天ブログ」に投稿した内容を再構成しています】​

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