結論から言うと、Windows10のノートパソコンで動画配信サービスの映画・ドラマをヘッドホンで楽しむ場合、「NetflixとWindows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesの組み合わせ」が最適、ということになります。
大がかりなスピーカーシステムなしに、パソコンとヘッドホンだけでサラウンドサウンドを楽しめます。Netflixのストアアプリ版で視聴すると、音声メニューで5.1ch音声の作品かどうかを確認できます。
Windows Sonic for Headphones(あるいはDolby Atmos for Headphones)は、音源が5.1chや7.1chなどのマルチチャンネルでない場合は大きな効果は期待できないようです。
5.1chや7.1ch音源の場合は、効果が期待できますが、5.1chや7.1chというと、すぐ思いつくのは、DVDやブルーレイなどのパッケージ型メディアです。
しかし、ブルーレイとかは、動画配信サービスの「見放題」と比べると高コストですし、ディスクの取り扱いなど手間もかかります。同じ作品を何度も見るようなこともあまりありません。
やはり、動画配信サービスでは手軽にたくさんの映画やドラマを、比較的低コストで視聴できるので、動画配信サービスで5.1ch音響を利用できるのが理想です。
Fire TV Stickなどのストリーミング端末で5.1chに対応している動画配信サービスはありますが、パソコンでの再生の場合には、5.1ch対応のサービスは限られます。
ストリーミング端末が5.1chに対応していると言っても、ストリーミング端末の先に5.1ch対応のスピーカーシステムがないと意味がありません。
寝室でごろ寝しながら楽しむ場合には、パソコンと普通のヘッドホンの組み合わせのように手軽に楽しめるのが理想です。
残念ながら、アマゾン・プライム・ビデオはパソコンでの再生の場合は5.1chに対応していません。huluは、パソコン以外でも5.1ch非対応のようです。U-NEXTの場合も、ドルビーオーディオはパソコンでは非対応です。
Netflixは、パソコンで再生する場合でも5.1chやDolby Atmosなどに対応しています(アプリで再生する場合)。
パソコンで利用する動画配信サービスの中で、Windows Sonic for Headphones(あるいはDolby Atmos for Headphones)との組み合わせに最も適しているのは「Netflix」ということになるようです。
Netflixで5.1chやDolby Atmosで配信している映画やドラマを見る場合、Windows Sonic for Headphonesをオンにすると、サラウンド感のあるサウンドで視聴することができます。
Dolby Atmos for Headphones(有料)を利用しても同じようにサラウンド効果が得られるはずです。
【以前、「楽天ブログ」に投稿した内容を再構成しています】
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