◆DVD再生の場合(5.1ch音源)
Windows10のノートパソコンで、DVDの5.1chの映画「プライベート・ライアン」を再生して、Windows Sonic for Headphonesのオンとオフで聴こえ方を比較してみました。
VLCメディアプレーヤーでDVDを再生し、Windows Sonic for Headphonesをオンにすると、オフの場合と比べて、「音の空間」が広がった感じがしました。オフにすると、音が狭い空間で響いている感じになります。
◆ストリーミング再生の場合(2ch音源)
Windows10のノートパソコンで、アマゾン・プライムビデオの「プライベート・ライアン」をストリーミング再生した場合は、Windows Sonic for Headphonesのオンとオフでそれほど大きな違いは感じませんでした。
プライムビデオの音声はパソコンで再生する場合は2chステレオのはずです。画質は、DVDよりも1080PのHD画質のスリーミングの方が高画質です。DVDの方は、字幕の文字がひどいです。
ということで、2chと比べて5.1ch音源の方が、Windows Sonic for Headphonesの効果も大きいということのようです。
なお、ノートパソコンにはUSB DACのDA300USBをつないでいますが、DA300USBは、ピュアオーディオ用なので、非対応の5.1ch信号は入力しないようにしなければいけません。また、48kHz、16ビット対応でもありません。
といっても、PowerDVDで5.1chDVDを再生した場合は、DA300USBに出力できませんでした。VLCメディアプレーヤーでDVDを再生して、Windows Sonic for Headphonesのオンとオフの音質を聴き比べました。
DA300USBをつなぐと、細かい音がより鮮明になるので、音楽の場合はもちろんですが、動画のストリーミング再生の場合にもUSBDACを活用した方がよさそうです。
なお、手元にあるUSB接続のDAC内蔵アンプ、RP-U200では、PowerDVDで再生すると、5.1ch信号がパソコンから出力されていることが確認できました。
ハイレゾに対応する、コンパクトなUSB DACで、映画の5.1chや7.1chにも対応するものはなかなかありません。デスクトップシアターとかは、最近のトレンドではないみたいです。
ヘッドホンやイヤホンで聴くことが多い場合には、今後のことも考えると、ハイレゾ対応ヘッドホン・イヤホンなどがあればWindows Sonic for Headphonesの音をより楽しめるのではないかと思います。
【以前、「楽天ブログ」に記載した内容を再構成しています】
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