できるだけローコスト、かつ手軽にサラウンドサウンドを楽しめる環境を構築できる方法をいくつか考えてみました。
手元にどのような再生端末があるのかによってコストは異なりますが、テレビもパソコンも何もないゼロの状態から構築する場合には、「Xbox One S、液晶ディスプレイ、普通のヘッドホン」という組み合わせがかなり低費用でできるのではないかと思います。
Xbox One Sは、ストリーミング端末になるほか、UHD BDプレイヤーにもなり、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesにも対応しているというすごい端末です。
○Netflixでは、下記の1、2、3、4のいずれの場合も5.1chを再生できます。
○アマゾン・プライムビデオでは、2、3、4の場合に5.1chを再生できます。
1.Windows10のノートパソコン、普通のヘッドホン
手元にWindows10のノートパソコンがあれば、Windows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesをオンにして、普通のヘッドホンでサラウンドサウンドを楽しめます。最もコンパクトな形だと思います。ごろ寝で利用するには最適かもしれません。
2.Xbox One S、テレビ(液晶ディスプレイ可)、普通のヘッドホン
Xbox One Sをテレビ、あるいは液晶ディスプレイにつないで、Xbox のアプリで動画配信サービスを利用します。Xbox One SもWindows Sonic for HeadphonesやDolby Atmos for Headphonesを利用できるので、普通のヘッドホンでサラウンドサウンドを楽しめます。
3.動画配信サービス対応テレビ、サラウンドヘッドホンシステム(あるいはサラウンド対応サウンドバー)
動画配信サービス対応テレビがあって、そのテレビが動画配信サービスの5.1ch音声再生に対応していれば、あとは、サラウンドヘッドホンシステム(あるいはサラウンド対応サウンドバー)を追加するだけです。
最近のテレビのリモコンには、複数の動画配信サービスのボタンがあるほどなので、テレビだけで動画配信サービスを簡単に利用できるようになっています。
新型のテレビであれば、テレビのスピーカーだけでDolby Atmosに対応しているものもあります。このような新型テレビの場合は、動画配信サービスにも当然対応しているので、テレビだけでサラウンドサウンドが楽しめます。
4.Fire TV Stickなどのストリーミング端末、光デジタル出力のあるテレビ(液晶ディスプレイなどの場合は、HDMI出力から映像と音声を分ける機器が必要)、サラウンドヘッドホンシステム(あるいはサラウンド対応サウンドバー)
動画配信サービス非対応のテレビでも、ストリーミング端末を接続すれば、手軽に動画配信サービスの映画やドラマをテレビで楽しむことができます。
ストリーミング端末からの音声をテレビの光デジタル出力を通じて、サラウンドヘッドホンやサウンドバーに入力してサラウンドサウンドを再生します。
【以前、「楽天ブログ」に投稿した内容を再構成しています】
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